ドクターより
「歯っとする話」をお届けします。
子供の歯ぎしりと大人の歯ぎしりの違い
子供は乳歯が生えてきたときに、歯ぎしりをしてかみ合わせの不調和を整えるので、かみ合わせが具合良くなる時期があります。
大人の歯ぎしりは、ストレスが原因であることが多く、かみ合わせの不調和が原因ではないので、天然の歯のかみ合わせの面を削って調整する治療は慎重に行う必要があります。
眠っている間の歯ぎしりや緊張しているときの歯の噛みしめはほとんどの人にみられます。
精神的なストレスや緊張のために、その頻度や程度が強くなると言われています。
歯ぎしりや噛みしめが歯をダメにしてしまうのは、細菌の塊からできた歯垢がたまって、歯ぐきに炎症が起こっているときです。
歯ぐきの炎症と歯ぎしりが一緒になると、歯の周りの破壊が急速に進みます。
歯が動揺したり、付け根が削れて痛むときは、歯ぎしり原因と考えられることもありますので、一度歯科で診てもらいましょう。