ドクターよりドクターより

「歯っとする話」をお届けします。

歯周病はお口の中の細菌による感染症です

歯と歯肉の境目が最もプラークの付着しやすい部位ですが、歯みがきが十分に行われていないと、細菌が歯周ポケットに入り込み、歯肉の炎症を起します。
さらに進行すると、歯周ポケットは深くなり、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かし、歯の動揺もでてきます。
重度になると、歯を支える骨はほとんどなくなり、最後には歯が抜けてしまいます。

歯周病の歯茎のイラスト

そのような歯周病の原因となる細菌を放置すると・・・

心臓
細菌の毒素が血流に入り、動脈硬化や心筋梗塞、心内膜炎を引き起こすことがある。
歯周病菌が気管に入りこみ肺炎にかかることも。
高齢者や何らかの後遺症で嚥下能力が低下していると起こりやすくなります。

その他、歯周病の炎症で出てくる物質が胎盤に悪影響を及ぼし、早産や胎児が低体重の原因になるとも言われています。

妊婦のお腹が大きくなる段階のイラスト3

また、糖尿病と歯周病の関係も密接です。
糖尿病を治療することで歯周病が改善しますが、逆に歯周病を治療すると糖尿病が改善すると言われています。

看護師によるインスリン注射のイラスト(男性)

歯周病を防ぐためには、正しいブラッシングと定期健診で自分自身で取り除けない歯垢や歯石の除去をしてもらいましょう。

歯医者さんのイラスト(女性)