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「ケルセチン」が唾液分泌促す

タマネギのイラスト

鶴見大学歯学部病理学講座の斎藤一郎教授らの研究グループは、玉ねぎなどに含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン」が唾液分泌を促進させるメカニズムを解明した。

玉ねぎやブドウなどに多く含まれるポリフェノールの一種のケルセチンは、強い抗酸化力を持つほか、抗炎症効果、血管拡張作用、血管新生を促進する効果が知られており、ケルセチンの摂取によって、虚血性疾患や高血圧症などの改善効果の報告もある。

ドライマウスの潜在患者数は、国内で約800万人から3千万人とも言われており、超高齢社会においても問題視されている。

抗菌作用や消化作用、粘膜保護作用、中和作用、修復作用などを有する唾液分泌の促進は重要と見られており、同研究成果の応用に期待がかかる。

【出典】日本歯科新聞より

研究に成功した人のイラスト